春開催となって、2回目の鈴鹿(F1™︎日本グランプリ)。実際に行ってみて、個人的に感じたことを、つらつらと書いていきます。
鈴鹿サーキット全体の印象
- 角田選手のレッドブル移籍(昇格)が、直前に発表されたにもかかわらず、幟やパネル・バナー等も、レッドブルバージョンで揃えられていた!
- ローソン選手も、VCARBバージョンになっていた。
- 盗難もなかった様子で、よかった。
- スタッフの接客態度も、例年通り、気持ちの良いものだった!
- 臨時で入っているであろうバイトの方や警備の方の対応も、良かった。
- 一方で、スタッフが、全体的に優しすぎるとも言える。。
- レース初観戦の方や訪日外国人客の中には、ルールをわかっていない人もいるので、毅然とした態度で対応してほしい。
- これは近隣の交通各社にも言える。三重の県民性かもしれないが、ハッキリとモノを言わない傾向にある。。争いを好まないということもあるが、悪く言えば、責任逃れ、事なかれ主義に陥りやすい。。
- 一般席での、規定を超えた望遠カメラの持ち込みに対する注意が、難しそうだった。。
- サーキットの各ゲートや指定席のゲートなど、比較的若い人や女性だけで構成されていることには、一抹の不安を感じる。。
- 残念ながら、バカげた行動を起こす人の多くは、相手の見た目によって、行動を起こすかどうか判断しているところが。例えば、屈強なガードマンがいれば、そういった行動を起こさないという人は、たくさんいるだろう。。
- 後述するかもしれないが、道路整理・誘導(しかも、公道区間)に、年配の方を置くのは、どうなのか?
- 適切な指示・判断が下せているかどうか?
- 帰り、サーキット内から車を出すことが優先かとは思われるが、どの程度で一旦区切るのか? 明確な基準はあるのか? 運営(サーキット)からの指示は?
- 路上駐車に対する注意ができていなかった
- →少なくとも、公道区間に関しては、警察に頼んだ方が良いのではないか?
- 西エリア内側の木々が伐採・整備され、さらに見やすくなっていた!
- 「GPスクエア〜西エリア」間のシャトルバスが、便利だった!
- ただ、セッション終了後等、時間帯によっては、相当混雑していた(歩いた方が早そうだった)。。
- 決勝前、ピエール北川さんの「Are You Ready?」が復活していて、よかった!
- マーシャルさんの動きが、やはり素晴らしかった!
- 不測の事態(ボヤ)が続いたにもかかわらず、素早い仕事だった。
- 夜間には、できる限りの草刈り、レース前には、できる限りの水やりをされていたとのこと。ありがたい。。
- 佐藤琢磨さんの解説やトークが、やはり良かった!
- 素人から玄人まで、多くの方にとって、わかりやすい説明・表現をしてくれる。個人的には、声も聞き取りやすいと感じた(先述のピエールさんと同じく、男性の声としては、少しだけ高めなので、聞こえやすいのかも?)
- ドライバーやチーム関係者、サーキット関係者の方々へのリスペクトが、随所に感じられた。
- たまに入る皮肉も良い。。笑
- 火花の問題や赤旗中断後のセッションについては、残念。。各チーム・ドライバー、十分なデータが取れなった様子。(決勝レースが、各チーム、やや保守的な戦略になったのは、このせいかも?)
- サーキット側の問題ではなく、明らかにFIA側の問題。FIAでしっかり議論すべき。
- ↑(火花問題に関しては、今後、燃え広がる危険性のあるサーキットでは、火花が出ないようなセッティングにするよう、レギュレーションが変更されたとのこと!)
- 場内実況が残念だった。。
- フリー走行等ならともかく、F1の予選・決勝でアレはいただけない。。根本的に、モータースポーツの知識が、足りていないのではないか?と思ってしまう。。
- 国際映像を観ることができない人もいるので、ラジオ的な(音声のみでの)実況の仕方というのも、もう少し意識してほしい。。
- (今回はしょうがないと思うが、)全体的に、人員がやや足りていなかった印象。。
アクセス面全体の感想
(決勝レース後の伊勢鉄道がSNS上でも話題になったが、個人的に、伊勢鉄道1社に責任を問うのは、ナンセンスだと感じる。まずは、直通運転をしているJR東海、そして、伊勢鉄道の株主でもある三重県や鈴鹿市、その他、津市等の周辺自治体、また、警察や道路関係、他の公共交通機関、直行バス(運転した会社というより、企画側のJTB等)、結局、鈴鹿サーキット(ホンダモビリティランド)も含め、議論すべきではないかと思う。。)
- 毎年のことながら、名古屋方面からの人の流れが、多すぎる。。
- 人の流れを完全に制御できるものとは思わないが、もう少しやりようがあるのでは。。
- →個人的には、サーキットから見て、西・南(一部、東)側からのアクセスを、今まで以上にオススメすべき(北側からのアクセスに比べれば、まだ少し空いている…はず)
- 西:京都(できれば、滋賀)以西の方には、なるべく、近鉄や直行バス、また、JR西日本の団体貸切列車をオススメ(名古屋経由では来ないように…)
- ↑(2026年、西側からの直行バスが増えることに!)
- 南:伊勢志摩方面から、近鉄やJR東海(ただし、多くの人は、宿泊が前提となる…)。もちろん、多気VISONのような宿泊+直行バスのパックツアーも、今後、拡充していってほしい(これは、三重や周辺の宿泊施設、観光業にとっても良いのでは? 欲を言えば、岐阜羽島?のホテル+直行バスのパックツアーくらいだと嬉しい…)。
- 東:津エアポートライン+直行バス(ただし、セントレアを使うことが前提となる…)。
- ↑(2026年、日曜のみ直行バスあり!)
- 単純にオススメするだけでなく、利用される方にとって、何らかメリットがあるようにはしてほしい。。(安いか、速いか、確実に座れるか、等。貸切列車やパックツアーの場合は、記念品がある等、気持ち程度でも良いので、なんらか付加価値を。。)
- →もちろん、名古屋方面からのアクセスが、拡充できるのであれば、それに越したことはない。
- …ただ、先述の伊勢鉄道の件然り、すでに限界なようにも感じる。。
- ↑(2026年、名古屋方面からの直行バスが増えることに!)
- →産官学連携で、人の流れを分析してみては?
- 当ブログのような素人意見ではなく、各専門家の意見を。今後のサーキットだけでなく、日本各地の大規模イベントにも応用できるのでは?
- もちろん、過去の大規模イベントも参考に。(直近だと、大阪・関西万博か。大阪メトロが運転を見合わせ、多くの人が足止めを食らったというのは、笑えない笑い話だろう。鉄道でのアクセス方法が一つしかないというのは、非常に危険。。サーキットの場合、複数のアクセス方法があるが、とはいえ、どれか1つでも不通となれば、混乱は必至だろう。関西万博の例を、他山の石として、予め対策を練ってくれれば。。)
- 土日はある程度しょうがないが、金曜も、各交通機関、人をさばききれていないように感じた。。
- 例年以上に、多くの人が金曜に来場しただけでなく、遅い時間まで残っていた。
- 鈴鹿初心者が増えた?(初の鈴鹿観戦、もっと言えば、初のモタスポ観戦という方が増えた? 混み合い方や、3日間のペース配分をつかめていないという人が増えた?)
- チケット代の高騰が原因?(「これだけ高い金(西エリアでも16,000円…)を払ったのだから、できる限りサーキットを堪能して、元を取りたい!」という心理が働いた?)
- 金曜が快晴だったから?(逆に、土日は、曇りか雨の予報だった。。同様に「金曜のうちに、できる限り楽しんでおきたい!」という心理が働いた?)
- サーキット・パークともに、以前にも増して、さらに魅力が上がったから?(これに関しては、企業努力の賜物だと思う(個人的に、パークの乗り物系アトラクションは、本当に素晴らしい…)。全くもって悪いことではないので、やはり、サーキットというより、交通機関側の問題かと…)
- →各交通機関、金曜も、土日に近い対応をすべきかも。。(平日で大変なのは、重々承知だが…。早く帰るよう、サーキットと協力して分散を促すか、あるいは、混み合うだろう時間に人員を集中すべき?)
(この記事は、書きかけの記事です。。)