2024年のF1™️も、なんだかんだで、もうすぐ開幕ですね! 今シーズンは、どのサービスを利用しようかなと思っていたら、次々と値上げのニュースが。。
どれくらい上がったのか、また比較してどちらが安いのか、考えていこうと思います。
基本的に、この記事では、
- 視聴するスポーツ(カテゴリ)は、F1™️のみ
- 視聴方法は、インターネットを使った、ストリーミング配信(中継)
に限定して、話を進めていこうと思います! 今日日、テレビを持っていない方も、多くいらっしゃると思うので。。
(※DAZN(ダゾーン)ですが、契約方法があまりにも多すぎるので、現在、DAZNのみの記事を書いています。)
本記事では、F1™️視聴よりに、書いていければと思っています!
日本国内で、F1™️中継を視聴できるサービスは?
日本国内で、F1™️中継を視聴できるサービス(放映権を持っているところ)は、以下の2つです。
- DAZN(ダゾーン)
- フジテレビ
そして、これら2つのサービスが、軒並み値上げを発表。背景には、F1™️人気と物価高騰があるんだとか。。
改定前後、各サービス・プラン内での比較
以下の料金は、いずれも税込価格。
DAZN
DAZNですが、実は、契約方法がかなりあります。加えて、料金設定もバラバラなんですね。。(具体的には、冒頭で紹介した記事を見ていただければと思います…!)
ユーザーからしたら、ややこしい事この上ない。DAZN公式の料金設定ですら、パッとわかるものではないですしね。。
シンプルに考えたい方は、この時点で、DAZNから離脱してしまうのでは…と、思わず心配してしまいます。。
DAZNに関しては、一応、自分も利用したことがありましてですね。オススメポイントをあげると、
- 見逃し配信がある
- 基本的に、ライブ配信終了後、1週間以内
- 実況・解説陣(特に、サッシャさん・中野信治さん)が心地よい、初心者にもわかりやすい
- 実況が、サッシャさんの場合、ただの通訳ではなく、同時通訳をしてくれることも。しかも、ユーモアを交えて、わかりやすいニュアンスで…!
- 解説が、中野信治さんの場合、ドライバー視点・チーム代表視点での話が聞ける。サーキット上でどのように操縦するか、チーム内外の政治問題について等、込み入ったお話が聞けるかも…!?
- 「F1 ZONE」という画面表示機能がある
- メイン、オンボードカメラ、タイムフィード、ドライバートラッカーの4つが、1画面に表示される
- 毎週水曜日に「WEDNESDAY F1 TIME」という番組が配信される
- 担当:サッシャさん・中野信治さん
- モータースポーツ関連のドキュメンタリーを、視聴できることがある
- 今なら、F1™️界のドンと言われた、バーニー・エクレストンのドキュメンタリー等が観られる!
…などなど。また、この記事のテーマからは、少し外れてしまいますが、
- 他のメジャーなスポーツも視聴できる
- サッカー、プロ野球等
- モータースポーツの場合、F1™️以外では、少なくとも、F2、F3が視聴できる
こともあげられますね。2024年シーズンは、宮田莉朋選手がF2に! 楽しみですよねえ。。
F1™️は、「DAZN STANDARD」という視聴プランでのみ、視聴可能です。以下のDAZN関係は、基本的に、その視聴プランのもの。
DAZN(公式)の基本的な支払い方法
2024年2月14日、改定。
年間プラン(一括払い)、年間プラン(月々払い)、月間プラン、の計3種類。
改定前 | 改定後 | 改定額 | 改定率 | |
年間プラン (一括払い) | 30,000円/年 | 32,000円/年 | +2,000円/年 | +6.7% |
年間プラン (月々払い) | 3,000円/月 | 3,200円/月 | +200円/月 | +6.7% |
月間プラン | 3,700円/月 | 4,200円/月 | +500円/月 | +13.5% |
年間プラン(一括払い)に関しては、月額換算すると、
- 改定前:2,500円/月
- 改定後:約2,667円/月
という計算になります。
毎年のように、値上げを続けるDAZN。魅力的なコンテンツを多数抱えているのは、間違いないのですが。。
各種ギフトコード、少なくとも、2024年2月13日までなら、改定前の料金で購入できるようです。
2024年2月13日までに購入したギフトコード、有効期限内であれば、2024年2月14日以降も、追加料金なしでDAZN STANDARDを利用できるとのこと。
ああ、ギフトコードなら、インターネット上でも買えるんですね。知らなかった。。
クレジットカードをお持ちでない方は、コンビニ等で購入を!
DAZN for docomo
2024年3月1日、改定。
月間プランのみ。
改定前 | 改定後 | 改定額 | 改定率 | |
2017年2月15日〜 2022年4月17日に 契約後、継続 | 1,925円/月 | 3,000円/月 | +1,075円/月 | +55.8% |
2022年4月18日〜 2023年2月13日に 契約後、継続 | 3,000円/月 | 3,150円/月 | +150円/月 | +5.0% |
2023年2月14日 以降に契約 | 3,700円/月 | 4,200円/月 | +500円/月 | +13.5% |
今回の改定で、DAZNを観たいdocomoユーザーの方が、DAZN for docomoを契約する意味は、もはやほとんどなくなったと言えるでしょう。。(ポイントバックをうまく使えば、もう少し安くはなるが、それでも微妙)
先述した通り、改定後のDAZN公式の年間プラン(一括払い)であれば、月額換算ですが「約2,667円/月」なんですね。
一方で、改定後のDAZN for docomoの最安値は「3,000円/月」。後述しますが、年間契約の場合、4,000円の差が生まれてしまうんです。。
こういった他社とセットになっているサービス、安かったり、内容が良ければまだいいのですが、それももう、ここまでなのかなと。。こういう契約だと、解約手続きも、何かと面倒になりがちですしね。。
とにかく、引き続きDAZNを楽しみたいという方は、DAZN for docomoを解約して、DAZN(公式)の年間プラン(一括払い)の契約を!
au料金プラン
2024年3月1日、改定。
月間プランのみ。
以下の料金は、各種割引適用前のもの。
改定前 | 改定後 | 改定額 | 改定率 | |
使い放題MAX 5G/4G DAZNパック ・ auマネ活プラン 5G/4G DAZNパック | 9,768円/月 | 10,208円/月 | +440円/月 | +4.5% |
使い放題MAX 5G ALL STARパック | 10,527円/月 | 10,967円/月 | +440円/月 | +4.2% |
使い放題MAX 5G ALL STARパック2 ・ auマネ活プラン 5G ALL STARパック2 | 10,747円/月 | 11,187円/月 | +440円/月 | +4.1% |
…これ、契約してる方って、いるんでしょうか。。
povoトッピング
2024年3月1日、改定。
7日間のプランのみ。
改定前 | 改定後 | 改定額 | 改定率 | |
DAZN使い放題 パック (7日間) | 925円/回 | 1,145円/回 | +220円/回 | +23.8% |
povoのDAZN使い放題パックも、「1,145円/回」に値上げ。。とはいえ、スポット的にDAZNを使いたいという方には、引き続きオススメのプランと言えるでしょう。
povoは、eSIM(物理的なSIMカードを必要としないSIM)でも契約できます。eSIM対応スマホ(もちろん、SIMフリーのもの)をお持ちの方は、インターネット上での手続きだけでOK。
povo側の手続き可能な時間帯であれば、即日開通です。契約しておくと、いざという時に便利ですね。かく言う自分も、契約しています。笑
あ、デュアルSIM(1台のスマホで2つのSIMを利用すること)対応のスマホであれば、今お使いの回線はそのままに、povoを加えることが可能です。
自分は、iPhone SE(第2世代)を使っているのですが、eSIM対応、デュアルSIM対応(物理SIM + eSIMという形)だったので、問題なく契約できました!
povoは、基本料0円。使いたい時に「トッピング」という形で、データ等を購入します。使いたい分を、自分で選んで購入すると。
一見面倒に思えるのですが、節約したい方、スポット的に使いたい方には、オススメですね。通信料を、自分でコントロールできるって、なかなか良いですよ。。
通話やSMSを発信・送信しない限りは、購入分のみ請求されるという感じです。携帯電話の請求が怖い方、心配性な方にもオススメと言えます。笑
DMM × DAZNホーダイ
2024年3月1日、改定。
月間プランのみ。2024年2月29日(木)までに登録すれば、2024年3月1日(金)以降も、月額2,980円のままとのこと。
改定前 | 改定後 | 改定額 | 改定率 | |
2024年2月29日 までに登録後、継続 | 2,980円/月 | 2,980円/月 | 0円/月 | 0% |
2024年3月1日 以降に登録 | – | 3,480円/月 | – | – |
新規登録で、DMMポイントが、最大1,650pt(最大3ヶ月だが、毎月550pt)もらえるとのこと。
2024年3月1日以降に登録の方は「3,480円/月」に。。ただし、2024年2月29日までに登録すれば、その後も、改定前の料金「2,980円/月」でOKとのことです!
注意点としては、「2,980円/月」のユーザーでも、2024年3月1日以降に、解約→再契約してしまうと、「3,480円/月」になってしまうこと。まぁそうですよね。。
やっぱりそれなりのお値段はするよなあ…とか思っていたのですが、実は、これ、
- DMMプレミアム(DMM TVの対象作品が見放題)
- DAZN STANDARD(DAZNで視聴可能な全てのコンテンツ)
という2つのコンテンツを含めた価格なんですね。笑
しかも、月間プランのみ(年間プランなし)。1ヶ月単位での契約・解約が可能ということです。
先述の救済措置含め、こういった配慮がある(年間プランが入ると、ややこしくなるので、一応そこは避けている)のは、さすがDMMやなと思います。。
今回の改定では、少し複雑なことになってしまいましたが、今後に期待です!
詳細はこちらから!
フジテレビ
フジテレビNEXTsmart
2024年4月、改定。
月間プランのみ。
改定前 | 改定後 | 改定額 | 改定率 | |
フジテレビ NEXTsmart | 1,320円/月 | 1,980円/月 | +660円/月 | +50.0% |
フジテレビ ONE/TWO/NEXT smart | 1,650円/月 | 2,310円/月 | +660円/月 | +40.0% |
フジテレビも、遂に値上げ。。最安のプランでも「1,980円/月」ということですが、ここまで読んでいただいた方は、おわかりのとおり、DAZNよりも、はるかに安いんですね。。笑
ポイントとしては、
- 見逃し配信がない
- 一応、再配信がある。テレビの再放送のようなもので、配信される時間帯が決まっているため、好きな時に視聴はできない。
- 解説が詳細。玄人向け。
- 名物解説者の川井一仁さん(通称:川井ちゃん)を筆頭に、錚々たる顔ぶれ。ただ、好みは分かれそう。。
- 過去の映像等、資料が豊富。
といったところでしょうか。
フジテレビNEXTsmartですが、直接の契約というのは無いようです。自分も書いていて、一瞬わけがわからなくなったのですが、どうやらプラットフォームを介して、契約・視聴するみたいなんですね。。笑
これは、ちょっとわかりにくいかも。。こんな感じです。
NEXTsmart コース | 3チャンネル コース | 見逃し配信 (F1) | 対応 デバイス | 料金体系 | |
FOD | ○ | ○ | × | PC スマホ タブレット | 各コース料金のみ (基本料不要) |
SPOOX | ○ | ○ | × | PC スマホ タブレット | 各コース料金のみ (基本料不要) |
とりあえずは、FOD(フジテレビオンデマンド)でええんじゃないでしょうか。。
全てのサービス・プランで比較すると、どのような結果になったのでしょうか? まとめてみました。
改定後、各サービス・プラン間での単純比較
とりあえず、全て改定後の料金で比較。
契約するサービス・プランによっては、2月分や3月分は、改定前の料金が適用されたり。実際には、以下の表より、もう少し安くなるものもあります。
また、以下の表内「8ヶ月間〜」の列で、「-」となっている箇所は、8ヶ月間の契約がそもそも不可能だったり、シーズン途中で解約・再契約しようとすると、別プランに移行してしまうことを表しています。
改定後、DAZN間での単純比較
DAZN for docomoやau料金プランは、割愛。
月額 (換算) | 8ヶ月間契約した 場合の総額 | 1年間契約した 場合の総額 | |
DAZN 年間プラン (一括払い) | (2,667円) | – | 32,000円 |
DAZN 年間プラン (月々払い) | 3,200円 | – | 38,400円 |
DAZN 月間プラン | 4,200円 | 33,600円 | 50,400円 |
DMM × DAZN ホーダイ 2024年2月29日 までに登録後、継続 | 2,980円 | – | 35,760円 |
DMM × DAZN ホーダイ 2024年3月1日 以降に登録 | 3,480円 | 27,840円 | 41,760円 |
1回の支払額 | 24回契約した 場合の総額 | 25回契約した 場合の総額 | |
povoトッピング DAZN使い放題 パック (7日間) | 1,145円 | 27,480円 | 28,625円 |
25回:プレシーズンテスト+全24戦
DAZN間では、
- 24回契約
- povoトッピングのDAZN使い放題パック(7日間)
- 総額:27,480円
- 8ヶ月間契約
- DMM × DAZNホーダイ(3月1日以降登録)
- 総額:27,840円
- 1年間契約
- DAZN公式の年間プラン(一括払い)
- 総額:32,000円
という結果に。
この3つを、並べて比較してもいいものか考えたのですが、多くの方にとっては、「とにかく全24戦視聴できればいい!」というのが本音でしょう。。笑
ということで、改定後の料金で、DAZN間のサービス・プランを単純比較した場合、povoが最安かも!?という結果になりました…!
「かも!?」としたのは、表の上の方で少し断った通り、今回の比較が、改定後料金の単純比較だからです。。笑
例えば、2月29日までにDMM × DAZNホーダイの登録をして、その後、間が空く時期に解約・再契約とやれば、最初の何ヶ月かは、2,980円/月です。総額としては、もう少し安くなるはずですよね。
実際にかかるであろう料金での詳細な比較、やっても面白いのですが、ちょっと自分の計算に自信がなくてですね。。これくらいで、勘弁してやってください。。笑
改定後、DAZN・フジテレビ間での単純比較
DAZNからは、先ほどピックアップした、安いと思われる3つのプランを。
フジテレビからは、最も安いフジテレビNEXTsmartを。
月額 (換算) | 8ヶ月間契約した 場合の総額 | 1年間契約した 場合の総額 | |
DAZN 年間プラン (一括払い) | (2,667円) | – | 32,000円 |
DMM × DAZN ホーダイ 2024年3月1日 以降に登録 | 3,480円 | 27,840円 | 41,760円 |
フジテレビ NEXTsmart | 1,980円 | 15,840円 | 23,760円 |
1回の支払額 | 24回契約した 場合の総額 | 25回契約した 場合の総額 | |
povoトッピング DAZN使い放題 パック (7日間) | 1,145円 | 27,480円 | 28,625円 |
25回:プレシーズンテスト+全24戦
ということで、大方の予想通り、改定後の料金で、全てのサービス・プランを単純比較した場合、フジテレビNEXTsmartが最安という結果になりました。
DAZNユーザーの方が、povoで24回契約するなど、なんとか節約を試みたところで、フジテレビNEXTsmartの1年間契約にすら、敵わないという。笑
いろいろツッコミどころはあるのですが、とにかく、日本国内で安くF1™️中継を視聴したいという方は、先述した合計8ヶ月間、フジテレビNEXTsmartを利用するのが、良いのではないでしょうか。
プレシーズンテストだったり、スポット的に視聴したいという方は、その時だけpovoを利用するというのが、良さそうです。
何かと値上げが厳しい時代、安く済ませて、F1™️を楽しめるなら、それに越したことはないですよね!